以下のような症状がみられた時は早目にご来院ください。
他にも「なんだかいつもと違うな…」と感じる時にも病気が潜んでいる可能性がありますので、些細な違和感でも遠慮なくご相談ください。
食欲がない
- 数日間まったく食べない
- 呼吸が荒くなる、弱くなる
- 下痢・嘔吐を繰り返す
- 食べたそうにするが食べない
- くちを気にしている
消化器系疾患、呼吸器系疾患、咬傷による発熱、ウィルス感染症による発熱や口内炎、歯がグラグラしている、肛門腺炎などによる発熱、口内異物、腫瘍など
嘔吐する
- 繰り返し何度も吐く
- 血が混じってきた
- 食後に運動した後、苦しそうに吐いた
- お腹が急に膨らんできた
- 食べて直後にすぐ吐く
消化器系疾患、食道狭窄、胃捻転、胃拡張、腫瘍、腎臓病、肝臓病、膵炎、寄生虫、熱中症、ウィルス感染症など。
土、砂などを食べる
- 元気がなくなってきた
- 手作りフードを与えている
- お腹の寄生虫駆除薬を投与した事がない
- 口や目の粘膜が白くなってきた
貧血、代謝障害、回虫などお腹の寄生虫、骨疾患、ミネラル不足など。
下痢している
- 下痢が数日続いている
- 血が混じっている
- 黒い下痢をしている
- 何度もトイレに行っていきむ
- ゼリー状の下痢
- 嘔吐もある
消化器系疾患、お腹の寄生虫、免疫介在性疾患、肝炎、腫瘍、ウィルス感染症、直腸の硬結便など。
便秘している
- 何日も便が出ない
- 異物を食べた可能性がある
- 排便時に苦しそう
異物・腫瘍・腸炎による腸閉塞、腸重積、腸捻転、巨大結腸症、肛門周囲の腫瘍、大腸の腫瘍、会陰ヘルニア、骨盤骨折など。
尿が出ない、血尿が出る
- 排尿時に苦しそう
- 何度もトイレに行く
- トイレで鳴いている
- 丸一日、尿が出ていない
尿路閉塞、尿石症、細菌性膀胱炎、突発性膀胱炎、膀胱腫瘍、膀胱麻痺など
水をたくさん飲む
- 痩せてきた
- お腹が膨らんできた
- 毛艶が悪い
- 発情出血の後
腎不全、子宮蓄膿症、糖尿病、甲状腺機能亢進症、副腎皮質機能亢進症など
痩せてきた
- 食欲があるのに痩せる
- 食欲も落ちてきて痩せてきた
糖尿病、甲状腺機能亢進症、消化器系疾患、心不全、お腹の寄生虫、腫瘍、お腹の寄生虫、肝疾患、腎疾患など。
呼吸がおかしい
- くちを開けて激しい呼吸を続けている
- 舌の色が紫色
- 呼吸が早い
横隔膜ヘルニア、肺水腫、気胸、膿胸、気管支炎、肺炎、貧血、心疾患、熱中症など。
咳をしている
- 咳が続く
- 痰を吐き出すような咳をする
- 呼吸が早い
猫喘息、気道の異物、気道周囲の腫瘍による圧迫、肺炎、フィラリア症、気管虚脱、気管支軟化症、腫瘍の肺転移、伝染性気管気管支炎、僧帽弁閉鎖不全、肺水腫、心肥大など。
クシャミをする
- 涙が多い
- 目の結膜が赤く腫れている
- くちを開けて呼吸している
- 口臭がある
猫ヘルペスウィルス感染症、猫クラミジア感染症、上アゴの犬歯歯周病、粒子粉塵(消臭剤・アロマ・タバコ・芳香剤)など
目ヤニが出る
- 白目が赤い
- 目を気にしてこすっている
- ショボショボしている
- 瞳孔の中が白い
- 目の表面が白い
角膜の傷、緑内障、白内障、ブドウ膜炎、核硬化症、猫ヘルペスウィルス感染症、猫クラミジア感染症など
身体を痒がっている
- 後ろ足でひっきりなしに掻いている
- しつこく舐めている、ガジガジかじっている
- 身体をこすり付けている
疥癬、ニキビダニ、皮膚糸状菌、食餌アレルギー、ノミアレルギー、マラセチア皮膚炎、アトピー、皮膚糸状菌症、膿皮症、細菌性毛包炎など。
痒がっていないが毛が抜ける
- 部分的にボコッと脱毛している
- 身体全体が左右対称に薄くなっている
- 執拗に舐めて剥げてしまっている
皮膚糸状菌症、副腎皮質機能亢進症、甲状腺機能低下症、性ホルモン異常、心因性脱毛・舐性脱毛など。
耳を痒がっている
- 後ろ足で耳を必死に搔いている
- 床に耳を擦り付けている
- 頭を振っている
- 耳が臭い
- 耳アカが黒い
- 耳の中が赤い、腫れている
- 耳の表にボツボツ出来ている
耳ヒゼンダニ、マラセチア(真菌)、外耳炎、食餌アレルギー、疥癬、光線過敏症、蚊アレルギーなど
足を引きずる、ふらつく、歩き方がおかしい
- かばう足が定まらない
- 足をひきずる
- ふらつく
- 特定の足を上げている
骨折、膝蓋骨脱臼、大腿骨頭壊死症、股関節形成不全、肘関節形成不全、自己免疫疾患、多発性関節炎、多発性筋炎、椎間板ヘルニア、脊髄腫瘍、脳炎、脳腫瘍、猫の大動脈血栓症など。