ノミ・マダニ予防をしましょう!

あっという間に春ですね🌸

昆虫も動き出していますので、ノミ・マダニの予防は4月から始めましょう。

🐶お肉味のオヤツタイプ、首に付ける滴下液体タイプがあります。

🐶月に1回の投与になります。

🐶フィラリア予防と一緒になっているオールインワン薬もあります。

🐶体重が分かれば、すぐにお渡しできます。

🐶予防薬を処方するだけでしたら、診察料はかかりません。

🐱猫ちゃんには、3ヶ月間効果が持続する外用予防薬もあります。

 

マダニによる怖い感染症

  • SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、SFTSウイルスを持つマダニに刺されたり、直接刺されなくても、SFTSに罹患した動物(犬、猫、アライグマなど)の体液(血液・唾液など)から人に感染します。
  • 今春も、マダニに刺されてSFTSに感染した高齢女性が亡くなっています。
  • 2017~2022.3までに、西日本を中心に、猫449頭犬24頭の感染が報告されています。
  • 国内ではこれまでに641人の感染が確認され(2021年は最多の109人)、80人の死亡例が報告されています。
  • 致死率は20%を超え、特効薬はありません。
  • マダニによる感染症は、他にも「日本紅斑熱」や、北海道で死亡例が続く「ダニ媒介脳炎」などがあります。
  • マダニは一年中、どこの草むらにも潜んでいて、通りかかった動物にくっついて来ますので、予防薬をしっかり投与してください。
  • 散歩するワンちゃん・ネコちゃんには、必ず予防薬を付けてください。

ノミの寄生による被害

  • 冬でも家の中で、暖房を点けると卵が孵化し、あっという間に成虫になって、どんどん増えます。
  • ノミは人間も吸血し酷い痒みを引き起こします。痒みは数ヶ月も続き、酷い跡が残ります。
  • 犬や猫も痒がります。ノミが身体についていなくても、ノミの糞などがあるとノミアレルギーの症状で痒がる場合もあります。
  • 条虫に感染しているノミを犬がかじってしまうと、お腹の中で条虫(サナダムシ)が成長します。